はぐたいむ

子ども3才と1才。週4時短勤務。秋田出身、町田在住です。

【体験談】乾燥する季節は要注意。赤ちゃん湿疹や痒みの原因、乳幼児アトピーについて。

 

『子供の乾燥肌をなんとかしてあげたい。』

とくに湿度が下がる秋冬は子どもの肌トラブルがつきものです。

 

化粧品メーカに9年勤務し、赤ちゃん向けのスキンケアも扱っているわたしですが、

去年の冬は、皮膚科を3軒も受診したほど0才の息子の肌荒れにひどく悩みました。

 

これからの乾燥シーズンに同じことに悩むママへの参考になればと思い、子供の乾燥による湿疹を完治させたまでの経緯をかきます。

 

子供の肌は乾燥によるトラブルをおこしやすい

「知っていますか?」

子供の肌(とくに赤ちゃんの肌)は大人の肌に比べるととてもデリケートです。

 

  1. 表皮が大人より薄いため、水分保持が難しく、刺激に敏感。
  2. 赤ちゃんと大人とでは汗腺の数が同じ。表面積が少ない分、密度が高く、 大人と比べて約3倍の量をかく。
  3. 生後2カ月ごろまでの赤ちゃんはママからもらったホルモンの影響で盛んな皮脂分泌がそれ以降の月齢から急激に減り、乾燥する。
  4. 上記の理由から、保護機能や免疫力が弱い。

 

湿疹が一番ひどかったのは生後3ヶ月で迎えた冬

ひと通り赤ちゃんのスキンケア知識を持っていたつもりのわたしですが、去年は息子が肌荒れや搔きむしりが解消されず、冬のあいだ中ずっと悩みました。

 

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※月齢3ヶ月半ば。ひどい写真は載せられないので、軽度のものを参考に貼りました。帽子で隠れている部分は傷だらけの頃です。涙

 

出血するほどの搔きむしりが原因で夜も寝付けない日々。とくに頭やおでこをよく痒がりました。

手袋や帽子はとってしまって何の防止策にもならず、日に日にひどくなるばかり。

2歳半違いの娘は肌荒れをしたことがなかっただけに余計に心配だったこともあります。

 

幼少期はアトピーの心配はしなくてもいい

当時は改善しない湿疹に“アトピー”の可能性を心配しました。

毎日ネットで【アトピー  乳児湿疹  違う】など検索しては、我が子の症状と比較ばかりしていました。

しかしながら、とくに2歳未満の肌荒れや湿疹は(慢性的なアトピー)と断定はできないようです。

時期的なアレルギーなどで『乳幼児アトピー』と診断することもあるようですが、これは成長につれて治るケースがほとんどのようです。

 

これは3軒受診して、どこの皮膚科でも言われたことですが、

幼少期の湿疹の対処策として

アトピーアトピーでないか』を観察することよりも、痒みの原因として考えられるものをピックアップし、排除してあげることが大切です。

 

【赤ちゃんが肌を痒がる原因】

  • ボディソープが肌にあっていない
  • 柔軟剤が肌にあっていない
  • 暑さによるムレや汗でかぶれている
  • 寝具のダニによるアレルギー
  • 食べ物によるアレルギー
  • 洋服のタグによる摩擦

 いろいろと挙げられます。

※母乳が悪性の湿疹の原因になることはないようです。

母乳は気にせずたくさん飲ませてあげてほしいです。

 

結論からいうと、

我が家の息子の湿疹や痒みの原因は“毎日お風呂で身体を洗いすぎていたこと”にありました。

石鹸やボディソープは使わずに、お湯で洗うだけにしたことで肌が少しずつよくなりました。

 

当時は刺激の少ない洗浄アイテムを求めて、口コミ重視のボディウォッシュや、シンプルな原料の石鹸までさまざまなものを試していました。

しかしながら、それらの洗浄アイテムが“起きてしまった炎症を悪化させていた”ことが分かりました。

 

とくに秋冬は赤ちゃんの洗浄はぬるま湯で十分です

息子の肌荒れを止めてくれたのは、皮膚科のセカンドオピニオンならず、サードオピニオンでした。3軒目の皮膚科の先生にはじめて言われたことです。

「毎日お風呂でどんな風に身体洗ってる?」

「このくらいの月齢だったら、ぬるま湯にいれてあげてるだけで充分すぎるくらいよ」

「石鹸とかボディソープは今日から使うのやめてね」

 

「・・・えっ?洗わなくていんですか?」

 

半信半疑で先生の言う通りにしたところ、1日で肌荒れや痒がり方に変化がありました。

これは石鹸やボディソープにアレルギーがあったわけではなく、それらの洗浄アイテムで肌に必要なバリアを落とし過ぎていたことが原因です。

 

9月生まれの息子の肌が荒れだしたのは11月からでした。

不幸にも、一番乾燥する季節に、息子は一番肌が乾燥し、保護機能が弱まる月齢を迎えていたようです。

 

とてもわずかで貴重な皮脂という肌のバリアを洗い流してしまっていたんです。

 

ちなみにズバっと指摘してくださった皮膚科はこちら。www.machida.tokyo.med.or.jp

落ち着いたトーンの女医さんが症状から適格な対処法と薬を処方してくださいます。ネットでも評判の皮膚科です。

 初診しながらさっそくその場、で息子の全身に軟膏を塗りたぐってくださいました。混雑で30分以上待ちますが、診察のオペレーションは素早くスムーズです。

 

 炎症箇所にはステロイド剤を使用するべきです

症状改善の兆しがみえた息子ですが、すでに掻きむしった傷は痛々しく見ていられないほどでした。血が出るほどに掻いてしま肌は“炎症”しています。自己治癒力に頼っていては回復は難しく、傷口からばい菌が入って悪化するリスクも高いことから早期改善が必要です。

先生に処方された『ロコイド』というステロイド剤を1日2回塗るようにしました。

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ロコイドは赤ちゃんでも使えるステロイド剤です。目の周りなど極端に薄い箇所以外であればお顔にも使えます。

 

『できるならステロイドは使わないで治したい』と思っていたわたしですが、

ステロイドはもともと人間の体内でつくられるホルモンであると聞き、思い切って使ってみました。

 

みるみるうちに炎症していた箇所が改善していきました。

ともない、息子が痒がることも減りました。

ステロイド薬をやめたことによる湿疹のぶり返しは1度ありましたが、先生の言う通りに使うと1ヶ月程度で目立つ炎症はなくなりました。

ロコイド他、皮膚科で処方されたステロイド剤は迷わず塗ってあげてほしいです。 

(※ロコイドはその後も息子に限らず、家族で悪化しそうな皮膚の炎症などあればポチっと使っています。1~2日のみの使用で落ち着くので重宝しています。)

 

掻きむしりの炎症が治まったら、ひたすら保湿

重度の炎症が落ち着いてからは皮膚科で処方された軟膏をひたすら塗りました。

プロペト(ワセリンを精製したもの)と亜鉛華軟膏を混ぜたものです。ステロイドは配合されてません。

 この軟膏は“しょうの皮膚科”の定番の処方箋でした。こっくりしたテクスチャーで保護膜をつくる機能があります。これを塗ると、軽度の乾燥性湿疹はすぐによくなりました。先生に聞くと、“ステロイドが使われる前に炎症した皮膚に効果的と使われていたもの”のようです。

 

自宅でのケアは下記4種を皮膚の湿疹レベルに合わせて1日2回塗りました。

①ロコイド(f皮膚科処方)

②プロペト+亜鉛華軟膏(皮膚科処方)

③プロペト単体(皮膚科処方)

④市販のママ&キッズのベビーミルキーローション

(息子の肌に合って、水分量が多く伸びがいいため) 

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「これからはワセリンか、市販の肌にあう保湿剤で十分に保湿してあげてね」

との診察を最後に、3ヶ月ほど続いた息子の湿疹との闘いがおわりました。

 

大切なのは、“洗いすぎないこと”と“こまめな保湿”

生後6ヶ月を過ぎた頃にはまったく症状が落ち着いてから、1歳を過ぎた今も湿疹の症状はありません。

 

空気の冷えと乾燥を感じて、去年の苦労を思い出します。

あのときは大変でした。涙

でも治りました✨

 

薄くて保護力も弱い赤ちゃんや子どものお肌だからこそ、予防の保湿を忘れないようにしたいです。

もしも困った症状があれば信頼できる皮膚科を受診して、適切なケアで早期改善してあげましょう◎

 

同じ悩みに直面したママがいたら

「治るから、大丈夫だよっ」と伝えたくて長々と書いてみました。

 

すこしでも参考になれば幸いです。